たちのみ　廻り道 | 日記 | 生ビール

生ビールって結構頼むことの多い飲み物だと思うのですが、管理の仕方で味が変わるのはご存知ですか？

本題の前にまずは生ビールのサーバーの仕組みを少し解説しますね。

生ビールの樽ですが、これは常温で保管されています。

「冷たいビールが出てくるんだよ？」

当然の疑問ですね。常温の樽からビールサーバーの間はホースでつながっていまして、そのホースを冷やすことで冷たいビールが出てくる仕組みなんですね。

ポイントはこのビール樽とビールサーバーを結ぶホース。基本的に、毎日ホースを水洗浄、さらに週一回スポンジを通してホースの汚れをとります。問題は、この基本的な作業をきちんとやっていないお店が世の中には多々あるのです。

冬の間は気温が低く雑菌の繁殖も抑えられるため、基本作業を多少さぼっても味の差が出にくいんです。問題は夏。ホースについた澱のようなものが、雑菌の温床となってビールの味を落とすのです。だから毎日の掃除は基本中の基本。

もちろん当店ではビール会社の指導に則り、毎日掃除を行っています。
手間は省かないのが基本です。
まだまだ寒い時期が続きますが、きちんと管理された生ビールもお薦めですヨ。